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コラム

Tokyo FM50周年突破記念!~Tokyo FMの歴史を振り返る~

2021.08.24

首都圏で人気のFM局 Tokyo FMは、2020年に50周年を迎え、今年で51年目となりました。
これまでのTokyo FMの歩みをご紹介させて頂ければと思います。

まずラジオ放送の歴史から紐解くと1900年アメリカで放送が始まり、日本では1925年に試験放送が現NHKである仮の放送所で始まりました。その後、大阪・名古屋で放送が開始されて、1年後に当時の逓信省指導により3局が統合されて(社)日本放送協会となりました。1951年には中部日本放送が民放初の放送局として放送を開始しています。
(→ラジオの歴史はこちら(https://www.radio-ad.com/column/page.php?id=5

1960年には最初の民営のFM放送実用化試験局が学校法人東海大学により開局されました。
FM東海と命名され通信教育や実験を主な目的として放送を開始。
その後1970年にFM東京に引き継がれました。

FM東京は1984年、株式会社ジャパンエフエムネットワークを設立しました。
これはFM東京はじめ民放FM10局を発起人とし、加盟する放送事業者にラジオ番組を供給する会社です。
現在JFN系列は38社となっています。2020年には「AuDee」というオーディオコンテンツプラットフォームを始めています。

1989年にはFM局が次々と開局し、FM東京は差別化を図るため音楽と情報番組主体の構成から、
トーク主体の生番組に力を入れるようになります。

1990年には開局20周年を記念し、「Earth Concious~地球を愛し、感じるこころ」キャンペーンをスタート。同時に、全世界衛星中継による「第1回アースデー・コンサート」を実施、以降毎年開催されています。
更に、ステーション表記を「Tokyo FM」に変更しました。

1993年、渋谷スペイン坂スタジオを開設。有名ゲストを生で観られるとあって、混雑が予想される時は
整理券を配布していました。2016年パルコの建て替えに伴い惜しまれつつも閉鎖となりました。
1994年には「見えるラジオ(FM文字多重放送)」の本放送が開始。しかし、インターネットの普及で
多彩な情報がすぐに入手できるようになり、開始から約20年の2014年にサービスを終了しました。

2007年には長寿番組「JET STREAM」が放送開始から40周年を迎えました。
城達也さんの「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、遥か雲海の上を、音もなく
流れ去る気流は、たゆみない 宇宙の営みを告げています」は余りにも有名ですね。
2021年で54年目を迎えており、現在は福山雅治さんが番組を担当しています。

2011年の東日本大震災発災後の放送は、約1週間CM、提供クレジットをすべて休止して特番放送を
実施しました。また、JFN被災局(FM岩手、FM仙台、ふくしまFM 他)とつなぎ、現地の様子と
地元リスナーのメッセージなどを全国へ届けました。

2013年、東京タワー頂上部(地上高333m)の新アンテナから放送を開始。
受信環境を大きく改善することに成功しました。

2015年には、番組で取り上げた話題を記事として配信するニュースサイト「Tokyo FM+」がスタート。Yahoo!ニュース等への配信を実現。キュレーションメディアがラジオで話された内容をニュースにしていますが、こちらがさきがけでした。

2019年作家・村上春樹氏の作家40周年を記念し、特別番組「村上RADIO」がライブ企画を開催。
メディアに滅多に出ない氏の登場とあり、話題となりました。

そして、2020年に開局50周年を迎えました。ステーションロゴを変更、さらにブランドプロミスを「Life Time Audio 80.0」に変更しました。

50年の歴史の中で長寿番組も沢山産まれました。先に触れた「JET STREAM」が54年FM東海時代からスタートしています。「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」が49年間継続中、「コスモ ポップス ベスト10」は43年間放送され2017年に終了しました。1992年に始まった「山下達郎のサンデー・ソングブック」は29年間続いており2021年の7月11日の放送をもって1500回を達成しました。「桑田佳祐のやさしい夜遊び」や「福山雅治 福のラジオ」など人気有名人の番組が多いのも特長です。

歴史を紐解くとTokyo FMは様々な先進的な取り組みをしていることに加え、長年人気のコンテンツを多く生み出してきました。この歴史ある放送局にご出稿いただき、Tokyo FMファミリーに加わってみてはいかがでしょうか。

 

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